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178 第 15 章その他の機能

D24 取扱説明書

はじめに

操作前の

基礎知識

一般的な

操作

クイック

ロケート

パンチイン

／アウト

録音

プロジェクト



の編集

トラック



の編集

パート



の編集

ワード

クロック

タイム

コード

SCSIと

外部ディスク

ドライブ

その他の

機能

デジタルI/O

MIDI



付録

複数のD24

とビデオ

シンク

録音

各部の

名称と機能

ディスクスペースの回復

トラック、パートなどを削除・消去するとアクセスすることができなくなりますが、そ

れらのサウンドファイルは使用されないファイルとしてディスク上に残って、ディス

クスペースを占用しディスクの録音可能時間を短くしてしまいます。同様に、オート

パンチ録音でテイクを確定したとき、確定されなかった他のテイクは削除されない限

りディスクに残ってディスクスペースを占用します。録音を繰返したり、大きな編集

作業を行ったあとでもディスクには使われないサウンドファイルがかなり残ること

になります。これらは、ディスク上に飛び地状の未録音部分を作らないことで録音／

再生性能への影響を小さくしています。

オプティマイズ機能はこのような不要なファイルをすべてディスクから完全に削除

して、それら未使用のサウンドファイルが占用していたディスクスペースを、録音可

能に回復させます。

オプティマイズ機能は全ての未使用ファイルを削除するので、一度それを使うと録音

や編集のアンドゥ機能が使えなくなります。オプティマイズ機能では、削除された

ファイルは修復できなくなりますが、使用しているファイルには何ら影響を及ぼしま

せん。

オプティマイズ機能を使う前後にリメイン機能を使って、どれだけのディスクスペー

ス（録音時間）を回復できたかを知ることができます。詳細は39ページの「残り録音可

能時間の確認」をお読みください。

オプティマイズ機能は現在選択している使用ディスクに対して行います。ドライブの

選択についての詳細は167ページの「使用ディスクドライブの選択」をお読みくださ

い。

1 ［UTILITY］ボタンを押します。

インジケーターが点灯します。

2 JOG/DATAダイアルで“OPTIMIZE”を選択し、［ENTER］ボタンを押します。

メッセージエリアで“ARE YOU SURE”が点滅します。

3 ［ENTER］ボタンで選択内容を確定するか、［CANCEL］ボタンでオプティマイ

ズ機能をキャンセルします。

［ENTER］ボタンを押すと、オプティマイズが始まってメッセージエリアには

“OPTIMIZING”と表示され、完了すると“FINISHED”に変わります。

4 ［UTILITY］ボタンをもう一度押してユーティリティーを終了します。

UTILITYインジケーターが消灯します。

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