Yamaha D24 User Manual Page 155

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154 13 章 複数のD24とビデオシンク
D24 取扱説明書
はじめに
操作前の
基礎知識
一般的な
操作
クイック
ロケート
パンチイン
/アウト
録音
プロジェクト
の編集
トラック
の編集
パート
の編集
ワード
クロック
タイム
コード
SCSIと
外部ディスク
ドライブ
その他の
機能
デジタルI/O
MIDI
付 録
複数のD24
とビデオ
シンク
録 音
各部の
名称と機能
1枚640MBオーバーライトMOディスクで15分の録音(8トラッ16ビット
44.1kHz)ができるので、2台のD24を使用すると30分弱の録音ができます。下図のよう
にD24-Bのシリアルポイントタイムを14分30秒(00:14:30.00)に設定し、チェイス機能
をオンにします。これでD24-Bは指定のシリアルポイントでマスターのタイムコード
にチェイス、同期します。
00:00:00.00 00:15:00.00
30秒のオーバーラップ
00:14:30.00
(シリアルポイント)
00:29:30.00
D24-A
D24-B
D24-Aで録音または再生が始まるとD24-Bはシリアルポイントまでは待機し、そこか
らD24-Aのタイムコードにチェイスし、同期して録音または再生を始めます。D24-Aは
30秒のオーバーラップ走行を続けた後停止します。この30秒を利用してクロスフェー
ドをかけることができます。
デジタルミキサーはこの30秒間にマスターのD24からのタイムコードに同期してお
り、オートミックス機能はD24-A(テープリターン1∼8)とD24-B(テープリターン9∼
16)との間でクロスフェードをかけるように設定されます。このため、たとえばトラッ
ク1はミキサーのテープリターン1からテープリターン9に移るので、ャンネル設定
を全てのテープリターンで整合する必要がありす。
セットアップ
1 タイムコードソースをREMOTE INに設定します。
詳細は141ページの「タイムコードソースの選択」をお読みください。
この設定は自動的にワードクロックソースもREMOTE INに設定し、スレーブ機は
ワードクロックスレーブとなります。そのためワードクロックもタイムコードもタ
イムコードを供給する同期ケーブルから入り、ワードクロックのインジケーターは
“EXT”が点灯します。タイムコードソース設定を変えると、ワードクロックソースは
前の設定に戻ってしまいます。
2 各スレーブ機にそれぞれ固有のリモートID(ID2∼8)を設定します。
詳細は177ページの「リモートIDの設定」をお読みください。
3 タイムコードフレームレートをマスター機のフレームレートと一致させま
す。
詳細は142ページの「タイムコードフレームレートの設定」をお読みください。
4 スレーブ機のシリアルポイントを設定します。
詳細は156ページの「シリアルポイントの設定をお読みください。
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