Yamaha Portatone PSR-540 User Manual Page 107
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MIDI機器を接続して演奏しましょう
このようにPSR-540では、鍵盤演奏やボイス（音色）変更などのパネル操作のひとつひとつがMIDIデー
タとして処理されています。また自動伴奏（スタイル）やソング、マルチパッドの演奏、録音されるユー
ザーソング/ユーザースタイル/ユーザーパッドも同様にMIDIデータで構成されています。
MIDI（ミディ）は、「Musical Instrument Digital Interface」の略で、「電子楽器間のデジタル通信」と
いう意味です。MIDIは電子楽器どうし（またはコンピューターなどと）で演奏情報のやりとりを行うため
に生まれた世界共通の規格です。複数のMIDI楽器（機器）をケーブルで接続すれば、機器間でさまざまな
演奏情報が送受信でき、より高度な演奏が可能になります。
MIDIで扱うメッセージ（データ）には、大きく分けて「チャンネルメッセージ」と「システムメッセージ」の
2種類があります。
● チャンネルメッセージ
PSR-540はMIDI16チャンネルを扱う電子楽器です。これは「16種類の楽器を同時に鳴らせる」と
いうことを表します。チャンネルメッセージには、ノートオン/オフ、プログラムチェンジなど、16
チャンネルのそれぞれに演奏情報があります。
メッセージ名 PSR-540の操作/パネル設定
ノートオン/オフ 鍵盤の演奏情報（ノートナンバーとベロシティで構成）
プログラムチェンジ ボイスの設定（コントロールチェンジのバンクセレクトMSB/LSB
と合わせて設定）
コントロールチェンジ ボリューム、パンなど
●
ソング、スタイル 、マルチパッド
の演奏データもすべてMIDIデー
タです 。
● システムメッセージ
MIDIシステム全体に共通して使用するデータです。システムメッセージには、メーカー固有のデー
タを送受信するエクスクルーシブメッセージ、MIDI機器をコントロールするリアルタイムメッセー
ジなどがあります。
メッセージ名 PSR-540の操作/パネル設定
エクスクルーシブメッセージ リバーブ/コーラス/DSPタイプ設定など
リアルタイムメッセージ クロック
スタート/ストップ
MIDIインプリメンテーションチャート（→150ページ）にPSR-540で送信/受信できるメッセージが掲
載されています。チャートを見ながらメッセージの内容を理解しましょう。
MIDI端子について
複数の機器間でMIDIデータ（演奏情報）をやりとりするために、それらの機器をケーブルで接続します。
接続方法には、PSR-540のMIDI端子と外部機器のMIDI端子をMIDIケーブルで接続する方法と、PSR-
540のTO HOST端子とパソコン（パーソナルコンピューター）のシリアルポートを専用ケーブルで接続
する方法があります。
PSR-540のTO HOST端子とパソコンを接続すれば、PSR-540をMIDIインターフェース機器として
使用できるため、専用のMIDIインターフェース機器は不要です。
PSR-540のリアパネルには2種類のMIDI端子とTO HOST端子がついています。
●
MIDI IN他のMIDI機器からのMIDIデータを受信します。
●
MIDI OUT PSR-540の演奏情報をMIDIデータとして他のMIDI機器へ送信します。
●
TO HOSTパソコンとの間でMIDIデータを送受信します。
●
WindowsのパソコンとT O HOST
端子を接続して使用する場合、パ
ソコンにMIDIドライバ ーが インス
トールされていることが必要で
す。MIDIドライバーは付 属 のサン
プルディスクに入っています。
●
MIDI機器の接続には専用の
MIDIケーブル（別売）が必要で
す。楽器店などでお買い求めく
ださい 。
●
あまり長いケーブルを使用する
と、エラーが生じる場合がありま
す。ケーブルは15m以内のもの
をご 使 用ください 。
- 同梱品（お確かめください） 4
- 取扱説明書の使いかた 5
- PSR-540の特長 8
- パネルに印刷されているロゴについて 9
- パネル各部の名称 10
- 電源を入れる前に必要な準備について説明します。 12
- ■家庭用コンセントから電源をとるときは 12
- ■乾電池を使うときは 12
- フットスイッチの接続 13
- オーディオ機器との接続 13
- MIDIケーブル/シリアルケーブルとの接続 14
- デモソングを聴いてみましょう 15
- 001 Grand Piano 16
- 基本操作を覚えましょう 17
- 各画面を抜ける方法 17
- イージーナビゲーターを使った画面の見かた 18
- F1 Multi Pad 19
- ナンバーボタン［0］∼［9］で数値を入力する 20
- –Nam=xxxxxxxx 21
- ボタン 画面タイトル 機 能 23
- FUNCTION F1 Multi Pad 23
- ダイレクトアクセス一覧表 24
- スタイルモード →32ページ 25
- ソングモード →68ページ 25
- 録音モード（ソング/スタイル/マルチパッド） 25
- ディスクモード →57ページ 25
- ボイス（音色）を選んで鍵盤を弾いてみましょう 26
- ボイスR2を選ぶ 27
- 002 Bright Piano 28
- ボイスLとボイスR1/R2 の境界点を決める 29
- Transpose = 4 30
- 216 StandardKit1 31
- 自動伴奏を使ってみましょう 32
- 左手でコードを押さえて全トラックを再生する 33
- 自動伴奏のパターンに変化をつける（セクション） 34
- スプリットポイント 35
- タップ（TAP）機能を使う 36
- Acmp Volume =100 37
- シングルフィンガー（Single） 38
- フィンガード1（Fingered 1） 38
- フィンガード2（Fingered 2） 40
- フルキーボード（Full Key） 40
- マルチフィンガー（Multi） 40
- シンクロストップ 41
- ワンタッチセッティング設定内容 42
- マルチパッドを鳴らしてみましょう 43
- Bank=01 Fanfare 44
- C.Match Pad2=On 44
- マルチパッドバンクリスト 45
- エフェクトを使ってみましょう 46
- リバーブの種類（タイプ）を選ぶ 46
- リバーブのかかり具合を調整する 47
- コーラスの種類（タイプ）を選ぶ 48
- コーラスのかかり具合を調整する 48
- DSP効果をかける 49
- DSPの種類（タイプ）を選ぶ 49
- DSPのかかり具合を調整する 49
- ハーモニー/エコーの種類（タイプ）を選ぶ 50
- ハーモニー/エコーをかける 51
- ハーモニー/エコーのボリュームを調整する 52
- ハーモニー/エコーをかけるパートを変える 53
- パネルの設定を記憶させましょう 54
- ボイスに関する設定だけを呼び出す方法（フリーズ機能） 55
- レジストレーションバンク 56
- バンクに名前をつける 56
- レジストレーションネーム 56
- ディスクを活用しましょう 57
- ソングを聴いてみましょう 59
- Executing 49% 60
- Ld Type=All 62
- Executing 45% 63
- 別のディスクにコピーする 64
- Insert Dest FD 65
- Executing 20% 65
- Executing 40% 65
- Insert Source FD 65
- 同一ディスク内にコピーする 66
- ディスクソングを聴いてみましょう 68
- PlyMode=Single 69
- Song Volume =108 70
- ソングの途中から再生する 71
- スタートメジャー 71
- ソングの一部を繰り返し再生する（リピート再生） 72
- ソングだけの音程を変える 73
- ソングトランスポーズ 73
- 各パートの設定をしましょう 74
- RhM=216 StndKit1 75
- Volume Ph1 =120 76
- Octave R2 = 2 77
- Pan R2 = 40 77
- RevDepth R2 =120 77
- ChoDepth R2 =108 77
- DspDepth R2 =112 77
- 演奏を録音しましょう（ソング録音） 78
- RecMode=QuickRec 80
- Sv? SONG 001.MID 81
- 001 New Song 82
- 002 UserSong1 84
- RecMode=MultiRec 84
- Punch In/Out=On 85
- Punch In = 3 85
- Punch Out = 5 85
- Rec Start = 2 85
- Q.Track = 5 86
- Executing 84% 87
- RecMode=Edit 88
- Ed Menu=Setup Dt 88
- マルチパッドに録音しましょう 92
- RecMode=Record 93
- Ed Menu=ChdMatch 94
- Ed Menu=Name 94
- P.Name=UserPad2 95
- 自動伴奏スタイルを自分で作ってみましょう 96
- Section=Main A 98
- Drum Cancel 99
- スタイル録音モードからの抜け方 100
- Style Recording 101
- Ed Menu=Quantize 102
- Q.Size = 1/4 103
- Quantize OK? 103
- Ed Menu=Clear 104
- Clear OK? 105
- MIDI機器を接続して演奏しましょう 106
- MIDI端子について 107
- MIDIでできること 108
- シーケンスフォーマット 109
- 音色配列フォーマット 109
- MIDI INMIDI OUT 110
- MIDI OUTMIDI IN 110
- PSR-540のMIDI端子を使った接続 110
- PSR-540のTO HOST端子を使った接続 110
- Type=XG Module 112
- Completed 113
- Menu=Transmit Ch 114
- Trans Ch16=R1 114
- Reciv Ch01=XG/GM 115
- Local =Off 116
- Menu=Local 116
- Init Send? 117
- Metronome =On 118
- Tuning =414.6 119
- ScaleTune C#= 63 119
- Split = C3 119
- DSP(FAST) 120
- フットスイッチの機能を設定する 121
- Bend Range = 4 122
- ● XGボイスリスト 125
- ドラムキットリスト 129
- DSPタイプが 131
- インサーションエフェクトの場合 131
- システムエフェクトの場合 131
- デジタルエフェクト（リバーブ/コーラス/DSP）のしくみ 132
- ハーモニー/エコータイプリスト 133
- 故障かな？と思ったら 134
- 初期化（イニシャライズ）の方法 135
- バックアップデータ 135
- オプション商品のご紹介 135
- エラーメッセージリスト 136
- Cannot Operate 137
- CannotEnterFunc 137
- Backup Error 137
- Battery Low 137
- MIDIデータフォーマット 139
- 0..127 40 144
- 0.0mS-50mS 0-127 table#2 146
- 0-127 0-127 ● 147
- 0-127 0-127 147
- MIDIインプリメンテーションチャート 150
- アルファベット順 155
- インターネットを未使用の方のために 157
- 保証とアフターサービス 159
- © 1999 Yamaha Corporation 160
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