Yamaha ProMix 01 Owner's Manual Page 175

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付録-60
Cf2. データ・フォーマットは以下のようになる
チャンネル番号が10、バンク番号2、コントロール番号72のパラメータを操作
したとき
B9 62 02 B9 48 dd (ddはデータ)
各送受信パラメータのデータは、最小値00h,最大値7fhとなるように内部データ
数に応じて変換される。* Cf3
Cf3. 送受信データは以下の方法で内部データと対応する。
各パラメータが取りうる内部データの最小値をMIDIデータの00hで表現し、最大
の値を7fhで表現する。例えば、Panpotデータ(33ポジション)の場合、内部
データが0のときMIDIでは00hで、内部データが32(MAX)の時MIDIでは7fhで表
現される。
また、内部データの中心の値をMIDIの中心の値(64)にするために以下のような
計算を行なう。
まず128(MIDIで表現できる数)を内部データのデータ数(Panpotの場合33)で割
り算し、1つの内部データが占有するMIDIデータの数を算出する。
例.Panpotの場合 128/33 = 3...29
内部データの中心の値を、MIDIデータの中心にするために前の計算で出た余りを
オフセットと言う形でMIDIデータ範囲の両サイドに割り振る。ここで余りが出た
場合は、商に1を加算する。
例.Panpotの場合 29 / 2 = 14...1
14 + 1 = 15
すると、MIDIデータがXのときの内部データは、
例.Panpotの場合 INT((X - 15) / 3)
で計算できる。但し、ここで算出された値が0以下の場合、値は内部データの最
小値になり、内部データのデータ数以上の時は、内部データの最大値になる。
2バイトで表現するデータ(Effect Parameter)は、MIDIで表現できる数が
16384(14bit数値で最小値が0000hで最大値が3fffh)になるので、上記計算の
128を16384に変えて計算すると求めることができる。
コントロールチェンジの出力は、通常内部データが変化したときのみ出力され
る。入力は、内部データの矛盾(本体では設定できないような異常な設定)が起
こらないように、処理される。つまり、受信したデータによって矛盾が起こる場
合には、矛盾が起こらないように処理される。但し、次の場合は例外となるので
注意しなければならない。
ステレオペアーの状態が変化すると、まず、ステレオペアーフラグのコントロー
ルチェンジが出力され、次に変化したパラメータのコントロールチェンジが出力
される。ステレオペアーフラグのコントロールチェンジを受信すると、内部デー
タに矛盾が起こってもフラグのみを変化させる。つまり、矛盾が起きている状態
のままである。それ以降ペアーが組まれているチャンネルの情報を受信すると、
受信した他方のチャンネルのパラメータも同時に変化する。また、操作した瞬間
に両チャンネルのパラメータが変化する。このため、本体のペアー処理と同様の
ことができるコントロールチェンジを、別の番号に割り当ててある。Executeま
たはEx.と書かれているパラメータは、それ自身を受けた瞬間に矛盾がない状態
にすることができる。また、この番号のコントロールチェンジを受けると、これ
によって変化したパラメータはコントロールチェンジ信号が出力される。
MIDIデータフォーマット
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