Yamaha EMX5016CF User Manual Page 15

  • Download
  • Add to my manuals
  • Print
  • Page
    / 40
  • Table of contents
  • BOOKMARKS
  • Rated. / 5. Based on customer reviews
Page view 14
ミキサーの基礎知識
EMX5016CF 取扱説明書
15
基礎編
り良いミックスにするノウハウ
ックスのアプローチ―どこからスタートす ?―
ックスは、適当にコントロールを回して音が出れば完成と考える人もいるでしょうが、もっと使用している機器などに
ったシステマチックなアプローチが、早くより良いサウンドを作る近道ですもちろんミックスにルールはありませ
んが偶然できたミック スよりもある 決まった手 順でミックス することが成 功の鍵です ここでは はじめ にいくつかの
イディアを紹介します。
ントロールをすべて下げる
ても簡単に聞こえるかもしれませんが 初にすべて のチャンネル LEVEL コントロールを下げてお きましょう
準値 (ノミナル ) の設定から始めることもできますが、ミックスのアプローチがわからなくなってしまいます。LEVEL
ントロールを下げた状態から、1 ずつコントロールを上げていきましょう。
は、どのチャンネルから始めればいいのでしょう ? 2 の例を基に紹 介します。
例1 : ピアノトリオがバックのバラードソング
ックスの中でボーカルが曲の中心となる場合は、ボーカルを基準として ミッ
スしてみましょう。
ずボーカルのチャンネルを標準値 ( ノミ ナル ) まで上げたあと、他の楽 器を
ックスに加えていきますボーカル の次にどの楽 器を加えて いくかは、演奏
ている楽器のタイプや曲の方向性しだいです。
とえば、アノトリオが バックのバ ラードソング の場合は、ピアノをボ ーカ
の次にミックスに加えてみましょう。ボーカルとピアノのバ ランスを調 整し
あと、全体のバランスを支えるベースやドラムなどを加えていきます。
例2: ァンキー R&B
リを重視したファンキー R&B ナンバーをミックスする場合は、アプロー
が違ってきます。この場合エンジニアの多く は、ドラ ムを基 準と して次
ースを加えていきます。ドラムとベースのバランスは「ドライブ感」や
曲のノリを出すのにとても重要です。特に、 のようにミッ クスすると バス
ラムとベースが効いてくるか注意深く聴いてみてください。
スドラムがパンチを与えて、ベースがピッチを 与えているひ とつの楽器 のよ
に聞こえれば OK です。
Page view 14
1 2 ... 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 ... 39 40

Comments to this Manuals

No comments